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レスターってどんな街?

 レスターはレスター大学を始めとする複数の大学をシティセンター近辺に持つ典型的な『学園都市』です。世界的な教育・学問の街でもあり、その中核を成すのが1921年に創立されたレスター大学で、イギリスで最も優れた大学の一つとして、教育の質の高さから学生の満足度も全英トップを獲得した、有名な名門国立大学です。

 

 レスターの面積は73.32平方キロメートルで人口は約35万人。大きくはありませんが、イーストミッドランズ地域で最も人口の多い自治体となっています。

 

スポーツ

スポーツファンにとってレスターといえば、サッカーチーム「レスター・シティ・フットボール・クラブ」の名が真っ先に上がるかもしれません。且つて日本人の岡崎慎司選手が所属していたことがあり、プレミアリーグで奇跡の優勝を成し遂げた2016年には、日本でもレスターという聞きなれない地名をよく耳にした方もいらっしゃるかもしれません。また、ヨーロピアン・チャンピオンであるプロのラグビーチーム「レスタータイガース」の拠点でもあります。

 

ご当地キャラは?

​ レスターの街のマスコットはキツネ… 実はレスターはかつて貴族のスポーツと言われた『キツネ狩り』の発祥の地と言われています。今でも王室関係者を始め貴族の方々がキツネ狩りを楽しんでいるそうですが、昨今の『キツネ狩り=動物虐待』という世間の風当たりの強さからか、キツネ狩りということ自体を耳にす​ることも殆どなくなってしまいました。

文化&食文化

 またレスターを語る上で、ここは英国で最も移民が多く国際色豊かな街でもあり、多様な人種が暮らしているということを上げなくてはならないでしょう。特にインドやパキスタンなど南西アジアからの移民が多く、駅にはアジア各国の言葉で歓迎の言葉が書かれています。このため、カレーレストランはとても多く、しかもインド以外で本場のカレーが食べられる街として大変有名です。

 シティセンターから若干離れた所にあるMelton Roadという道路の両側には、ビッチリとインド料理店、インド系食材店、インドの民族衣装を販売しているお店、貴金属店(インドの方は黄金のアクセサリーが大好きなようで、これらの貴金属店ではモノによっては量り売りで貴金属を売ってくれます。良心的な値段なのでこれらのお店でウェディング・リングを買うレスター市民も多いとか)、そして日本人にはちょっと甘くて溶けてしまいそうになる極甘のインドのデザートショップが立ち並んでおり、週末にはロンドン辺りからも本場のカレーやインド料理の味を求めてショッピングがてらレスターを訪れる人たちでごった返します。インドの香辛料は本場のものが量り売りで信じられないほどの安価でお店に並んでいます。ただ、量がキロ単位だったりするので観光でいらっしゃった方には安くても買えない…という声を耳にします。

交通の便

 主要鉄道駅であるレスター駅を拠点にしてロンドン(電車で約1時間)、バーミンガム(電車で約1時間)、ノッティンガム(電車で25分)、ケンブリッジ(電車で約2時間)など様々な都市に日帰りで遊びに行くことが出来ます。

 

 電車が多少割高感を感じる値段設定なのに対して(当日購入すると本当に高く感じます)、学生の強い味方がセント・マーガレット・コーチ・ステーションから発着するNational Expressを始めとする長距離バス(イギリスでは長距離バスのことをコーチと言います)で、ロンドンまでの往復だと電車の値段の3分の1以下ということもあります。ただ、片道最低2時間15分程かかってしまうので目的に応じて臨機応変に…ということになるかと思います。バーミンガム空港やヒースロー空港からも直行便がレスターに来ています。

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Indian Classical Dance
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物価とお買い物事情

もともとイギリス国内で物価が高い方ではありませんが、学生向けの環境づくりを目指す環境都市ということもあり、学生割引や入場無料の商業施設が多いです。一人暮らしをするにも1か月の生活費は日本円にして約5万円ほどで生活できるため、日本での生活費とさほど変わらない金額で生活できるでしょう。

レスター市内にはショッピングモールが多くあり、スーパーやドラッグストアも豊富です。街中に新鮮な野菜や果物を売るマーケットもあるので、ショッピングや日用品の買い出しには困りません。インド系の移民が多いことから、カレーショップも多くあります。

 

​観光スポット

レスター大聖堂

15世紀のイングランド王リチャード三世の遺体が再埋葬されたことでより有名になった大聖堂。中には現在リチャード三世のお墓が設置されており、教会で開催しているツアーに参加すると詳しく歴史等を伺うことが出来ます。ツアーは有料ですが、教会への入場は無料です。

リチャード三世資料館

百年戦争終戦後に勃発した薔薇戦争で戦死し、その後かの有名な小説家シェイクスピアの戯曲になった「悲劇の英王」リチャード三世の資料館です。リチャード三世の遺骨が発掘された場所の目の前にこの資料館が建てられました。現在、遺骨はレスター大聖堂に再埋葬されましたが、遺骨発掘現場として掘られた穴はそのまま残して公開されているため、現在でも見ることができます。

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ギルドホール

チューダー時代によくみられる白壁を用いた1390年に建てられたというギルドホール。イギリス最古の建築物と言われています。中には当時使われていた独房や、刑罰に使った道具などがあり、その歴史の長さから、心霊スポットになっているという噂もあるようです。入場無料。夜にはライトアップされ、隣のレスター大聖堂と相まってとても幻想的な雰囲気を醸し出します。

ジュリー・ウォール博物館

イングランド最大と言われているローマの浴場の遺構があり、隣には博物館が設置されています。近隣で発掘されたサクソン人の女性の遺骨や生前の姿を復元したものなどが展示されています    ****現在は改装中の為閉館しています